索引付け(インデクシング)とは

当会では、医中誌データベースに収録される各文献に、専門の索引者(インデクサー)が索引付け(インデクシング)を行っています。

インデクシングとは

「インデクシング」 とは 「検索の利便性を高めるために、文献の内容を、「シソーラス用語」 および 「医中誌フリーキーワード」付与された統制語がどのような観点で扱われているのかを示す副次的なキーワードおよび論文の 「対象」 を表すキーワードにより表現すること」 です。インデクサーは文献の内容に目を通して主題を分析し、下記を行います。

  • 主題を表す統制語、また、その統制語が文献の中でどのようなアスペクト(観点)で扱われているかを示す副標目を索引します。
  • 索引した統制語の中から、特に主題を表現している重要な統制語を 「メジャー統制語」 として選択します。
  • 該当する場合、チェックタグを付与します。
  • 該当する場合、研究デザインタグを付与します。

統制語の索引ルール

漏れがなく、かつノイズが少ない検索を実現するためには、文献内容を正確に表現する均質な索引が行われなければなりません。そのため、当会では 「索引マニュアル」 を整備し、索引についての全般的な原則、ならびに統制語ごとの注意点を索引者間で共有しています。

索引の主な原則は以下の通りです。

正しい統制語の選択
統制語はシソーラスで定められた定義に基づいて使用されます。例えば 「中高年のコンピュータアレルギー」 に対して、医学用語シソーラスで免疫疾患として位置づけられている 「アレルギー」 は索引しません。
特定性の高い統制語の選択
索引したい概念に対し、カテゴリー階層上、最も特定性の高い(下位の)統制語を選択します。文献タイトルに 「糖尿病」 と記載されていても、内容が2型糖尿病に関するものであったら、下位語の 「糖尿病-2型」 を索引します。概念上ぴったり一致した統制語がない場合は、それに最も近い上位の統制語を索引します。
組み合わせによる索引
索引したい概念自体を表す統制語がない場合、統制語と副標目、あるいは複数の統制語の組み合わせによる索引を行うことがあります。
  • 統制語と副標目の組み合わせの例:「転移性肝癌」 には統制語 「肝臓腫瘍」 +副標目 「転移性」 を索引
  • 複数の統制語の組み合わせの例①:「膝窩静脈血栓症」 には 「膝窩静脈」 + 「静脈血栓症」 を索引
  • 複数の統制語の組み合わせの例②:「胃に発生した平滑筋肉腫」 には 「胃腫瘍」 + 「平滑筋肉腫」 を索引

データベース作成システム

医中誌データベースは、社内ネットワーク上に構築されたデータベース作成システム(JAMASⅡシステム)にて作成・管理されています。索引は、統制語マスターを参照しながら 「索引作業画面」 にて行います。

また、索引作業の効率化のため、インデクサーによる索引の前に、文献タイトルから統制語候補を切り出して索引の参考としています。

参考