抄録
医中誌Webの論文検索では、全体の約2割、原著論文については約9割の文献に抄録が登録されています。抄録には、「第三者抄録」 と 「著者抄録」 があります。
第三者抄録と著者抄録
第三者抄録
当会が独自に作成する抄録です。第三者抄録の作成にあたっては当会のルールが適用されるため、構成や表現が原本の著者抄録とは異なる場合があります。
日本語以外の論文の場合も、日本語の第三者抄録を作成しています。
著者抄録
著者抄録は2002年以降、許諾を得て収録されるようになり、2024年現在、5割以上が著者抄録です。著者抄録の場合は、抄録の末尾に 「(著者抄録)」 と表示されます。
「解説記事」 などに掲載されている箇条書きの要約(抄録ではないもの)も許諾を得て収録し、冒頭に 「<point>」 と表示して抄録の欄に掲載しています。
また、同じく許諾を得て収録される、論文の冒頭などに掲載されている 「概要」 など(抄録ではないもの)については、冒頭に 「<文献概要>」 と表示されます。
撤回情報
当会では、論文が撤回された場合、原則としてデータベースから削除せずに情報を残す方針としています。撤回された論文には、文献タイトルの冒頭に 「【撤回論文】」 と表記するとともに、抄録にも同じく冒頭に 「【撤回論文】」 と表記し、それに続けて撤回情報(撤回がいつ、どのように告知されたか)を記載しています。
撤回情報の例: 「当論文については 「薬理と治療」 49巻4号(2021年4月発行)の664ページに論文撤回のお知らせが掲載された。」