Carbamazepineによる音感の異常

ポイント
  • 思いついた単語のみの検索でも目的の文献はヒットするが、より精度の高い検索のために適切な検索キーワードを使う。
  • 医薬品の副作用について検索したい場合は、「副標目」の「毒性・副作用」を利用する。
  • 薬物や化学物質、食品などによって発生した疾病について検索したい場合は、「副標目」の「化学的誘発」を利用する。
検索方法
  1. 「Carbamazepine」と「音感」と入力して検索し、検索結果に付与されているシソーラス用語から、音感の異常に関連する用語を選びだす。
  2. 「音感」「音高知覚」をそれぞれ検索し、「聴知覚障害」は副標目「化学的誘発」で絞り込み検索を行う。この3つの検索履歴をORで掛け合わせ検索を行う。
  3. 「Carbamazepine」を副標目「毒性・副作用」で絞り込み検索を行う。
  4. 音感の異常に関する検索履歴のグループと掛け合わせて履歴プラス検索。

①「Carbamazepine」と「音感」と入力して検索し、検索結果に付与されているシソーラス用語から、音感の異常に関連する用語を選びだす

今回のテーマから思いつく検索語として、「Carbamazepine」と「音感」を入力して検索します。

キーワードで検索

検索結果を見てみると、検索したいテーマに沿ったものがヒットしました。
しかし、漏れのない検索を行うため、より適切な検索キーワードが無いか探してみましょう。
今回は検索結果がそれほど多くないので、ヒットした文献に付与されている統制語を確認し、使えそうなキーワードが無いか見てみます。

まず、最初に検索した「音感」という単語は「音高識別」というシソーラス用語にマッピングしています。これは「音感/AL」も含めてそのまま使えます。
このほかに、「聴知覚障害」や「音高知覚」というシソーラス用語もありました。
今回はこの3つの単語を使って検索します。

検索結果:キーワード

②「音感」「音高知覚」をそれぞれ検索し、「聴知覚障害」は副標目「化学的誘発」で絞り込み検索を行う。この3つの検索履歴をORで掛け合わせ検索を行う

検索窓に「音感」と入力して検索します。(「音高識別」にマッピングします。)
続いて「音高知覚」を検索します。

次に「聴知覚障害」と入力し、画面左側に表示されている絞り込み条件を展開して副標目「化学的誘発」を選択し、検索を実行します。

副標目「化学的誘発」は「薬物や化学物質、食品などによって発生した疾病」の統制語に対して付与されるため、シソーラス用語「音高識別」「音高知覚」には付与されません。そのため、「音感」や「音高知覚」の検索の際は副標目での絞り込みはしません。

検索:音感・音高知覚・聴知覚障害

検索履歴#2~#4の3つを選択して論理演算子ORで掛け合わせ、音感の異常に関する検索式のグループを構成します。

検索:音感異常の検索履歴のグループ

③「Carbamazepine」を副標目「毒性・副作用」で絞り込み検索を行う

副標目「毒性・副作用」は、ここでは表示されていないので、絞り込み条件右上の「(すべて表示)」アイコンをクリック、更に 「副標目」 の欄の右端の 「」 アイコンをクリックしてすべての副標目を表示して選択します。その状態で検索を実行します。

検索:Carbamazepine

※「カルバマゼピン」や販売名の「テグレトール」などで検索しても構いません。

④音感の異常に関する検索履歴のグループと掛け合わせて履歴プラス検索

検索履歴を選択し、論理演算子ANDで履歴プラス検索します。

検索履歴の掛け合わせ

検索結果の抄録などを見ると分かりますが、今回のテーマはピッチの知覚に異常が生じることです。そのため、検索式に「音程/AL」や「ピッチ/AL」などを追加するのも良いでしょう。
また、シソーラス用語「音高知覚」は「音高識別」の上位語なので、検索式から「音高識別/TH」は除いても構いません。(ただし「音感/AL」は残したほうが良いです。)

検索式の編集

参考