大腸癌から転移した肺癌の症例
ポイント
- 「転移」でキーワード検索した場合、「腫瘍転移」というシソーラス用語に案内されるが、今回の例では意図しない結果がヒットするため、この用語は検索に使用しない。
- 別の部位などから転移した腫瘍(転移先の腫瘍)を検索する場合は、副標目「転移性」を利用する。
- 症例を探す場合は、絞り込み条件の症例報告で絞り込む。
検索方法
- 「大腸癌」と「肺癌」をそれぞれキーワード検索する。「肺癌」の検索時は副標目「転移性」で絞り込みも行う。
- 「大腸癌」と「肺癌」の検索履歴にチェックを入れ、絞り込み条件「症例報告」を選択して履歴プラス検索を行う。
①「大腸癌」と「肺癌」をそれぞれキーワード検索する。「肺癌」の検索時は副標目「転移性」で絞り込みも行う
別の部位などから転移した腫瘍(転移先の腫瘍)について調べる際は、その腫瘍名に絞り込み条件の副標目「転移性」を組み合わせて検索するのが有効です。(今回は「肺癌」と組み合わせます。)
副標目「転移性」は、最初から画面に表示されている絞り込み条件右上の 「 (すべて表示)」 アイコンをクリックし、さらに 「副標目」 の欄の右端の 「 」 アイコンをクリックしてすべての副標目を表示して選択します。
②絞り込み条件「症例報告」を選択して、「大腸癌」と「肺癌」の検索履歴にチェックを入れて履歴プラス検索を行う
絞り込み条件の「症例報告」を選択し、実行した検索履歴 #1 と #2 にチェックを入れた状態で、「履歴プラス検索」をクリックします。
キーワード「腫瘍転移」について
転移で生じた癌について検索したい場合は注意が必要です。
今回の事例の場合、「大腸癌」や「肺癌」などの検索キーワードと一緒に「転移」というキーワードも検索したくなりますが、「転移」と検索すると複数の統制語に案内されます。
ここで「腫瘍転移」を選択して検索しても、ある程度はテーマに合った検索結果を得ることができます。
ですが「腫瘍転移」というキーワードは、「腫瘍が転移すること」が論文のメインテーマである時に付与されています。
そのため、以下のような論文もヒットしてしまい、今回の検索したい内容とは合わない結果が含まれてしまうことになります。
- がんの転移における腫瘍微小環境の役割
- 腺癌、扁平上皮癌、尿路上皮癌の遠隔転移に関する臨床病理学的特性
- 消化器がん転移再発診断と治療評価法に関するctDNA解析の臨床的有用性
従って、転移で生じた癌についてを検索する場合は、「転移先の腫瘍名」と副標目「転移性」を組み合わせます。